2024年9月18日に、藤井孝宜先生(日本大学生産工学部応用分子化学科 教授)による
講演会が開催されました。
「新しい炭素化学種として期待されるカルボン(C(0)L2)」という演題で、
藤井先生が現在研究されている「元素特性の活用」と「新しい結合様式をもつ化合物の創製」を
キーワードとする新物質の合成手法、およびその機能開拓についてご講演いただきました。
その中でも、0価2配位炭素化合物であるカルボンの中心炭素をC1源として活用し、
種々の中性配位子を有する炭素中心の金属クラスターの開発について、大変興味深いお話しをいただき、
参加した若い研究者に大きな良い刺激となりました。
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