For the future beyond imagination
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For the future beyond imagination
Research group
相模中央化学研究所では、有機合成化学の研究を中核に据え、国内外の産業および学術の進歩・発展に資する有用物質、ならびに有用物質の効率的な製造技術の創製を使命としています。
特に、π共役・複素環化合物とフッ素化合物を重点研究領域に設定し、その研究に特化した研究グループを設置しています。
Organic Materials Chemistry Group
有機材料化学グループ
Electoronic Materials Chemistry Group
電子材料化学グループ
Polymer Chemistry Group
高分子化学グループ
Fine Organic Chemistry Group
精密有機化学グループ
Catalysis & Organic Chemistry Group
触媒有機化学グループ
Agrochemicals & Environmental Chemistry Group
生物制御化学グループ
Process Technology Group
製造技術グループ
Analysis Group
分析グループ
Features
相模中央化学研究所は、高い公益性を有する「研究」「広報」「人財育成」事業を運営する公益財団法人です。
研究事業では、保有する先端的シーズ、研究機能を社会へ還元すべく、「先端情報にアクセスできる企業共同研究」と「目先の成果に捉われない核心的基礎研究」をバランス良く推進する「ハイブリッド研究機関」を目指しています。広報事業では、先端技術情報の収集に努め、研究所の成果と共に広く発信することで、日本の産学交流における中心的役割を担っています。人財育成事業では、日本の産学界を牽引する代表的な企業や大学等の中核的研究者として活躍する人財を輩出する、「化学」と「工業」を結ぶ研究の「場」を提供しています。
学生の受け入れ・インターンシップ
将来の学術と技術を担う創造性豊かな人財の育成を目的に、大学院生や卒業研究生を受け入れ、主に化学に関わる基礎から高度な専門的研究に関する教育を実施し、卒業論文や修士・博士論文の指導を行っております。また、短期間のインターンシップ学生（大学３年生・大学院生）を受け入れ、研究活動を経験・体験してもらっています。
セミナー・講演会 / 出張講義
講演会および学術セミナー（フッ素、高分子、材料、農薬）を定期的に開催し、各分野の著名な研究者にご講演いただくことで、大学や産業界の研究者や技術者との活発な意見・情報交換などの交流の場を定期的に提供しています。また、様々な専門分野を持つ研究員による出張講義やデモ実験等による化学教育も承っております。
共同研究・技術相談
長年の基礎研究により培ってきた有機合成技術力を活かすことで、企業が研究開発で抱える課題を一緒に解決する共同研究をお受けしております。また、様々な研究分野のプロフェッショナルが専門的かつ多角的にアドバイスを行う技術相談も承っております。気軽にお問い合わせください。
最近の実用化技術
独自の有機合成技術を基盤とした研究戦略による新規材料及び有用物質の製造技術の創製を行い、それらの実用化 (社会実装) 、さらにはそこで得られた知見の社会還元に貢献して参りました。最近の実用化技術として、ピラゾール誘導体やウラシル誘導体を基盤とした医農薬中間体の製造技術の開発、トリアジン誘導体による有機EL素子用電子輸送材料の開発などがあります。
相模中央化学研究所は、日本の化学産業の振興に資する独創的な科学技術の創出を目的とする財団法人として１９６３年８月に設立され、１９６５年４月から研究活動を開始しました。以来、特定公益増進法人として、学術や産業の進歩・発展に寄与する公益事業を積極的に推進しながら、２０１０年３月には「公益財団法人」の認定を取得し、公益財団法人相模中央化学研究所として新たな一歩を踏み出しました。この間、半世紀以上にわたり、本研究所は特に化学分野に関する多くの有用な技術を生み出し、我が国の化学産業の発展に大きく貢献するとともに、大学や企業など各方面で目覚しい活躍をされている多くの人財を輩出してまいりました。これもひとえに、賛助会社の皆さまや研究所先達の方々の多大なるご支援、ご指導の賜物と深く感謝申し上げます。
本研究所は、保有する先端的技術シーズや研究機能を広く社会に還元すべく、化学産業の持続的な成長や国際競争力強化に繋がる実践的技術／イノベーションの創成的開発研究と、新しい学術分野の開拓を目指して長期的視野に立って推し進める核心的基礎研究を両輪とし、これをバランスよく推進する研究機関であることを目指しています。
