有機材料化学グループ

 

メンバー紹介

メンバー紹介
 
メンバー
相原 秀典:副所長
      グループリーダー
      北里大学大学院理学研究科客員准教授
中野 健央:博士研究員
早川 直輝:博士研究員
齋藤 仁志:博士研究員
佐藤 宏亮:博士研究員
工藤 加菜:研究員
宮川 大輝:北里大学理学部B4
派遣社員1名
 
 

研究内容

研究内容
 
研究概要
新しいエネルギー変換機能を有する機能性有機材料の開発
本グループでは、有機合成及び有機金属化学を基にした物質創製を通して、光や電場、磁場といった様々なエネルギー場に応答して優れた機能を発現する新しい有機材料の開発に取り組んでいます。今年度は、市場拡大の著しい有機EL用電子材料に関して、トリアジン等の含窒素アジン環を主骨格とするn型部材(電子輸送材・正孔阻止材)、及び新規な複素環から導くp型又はバイポーラー型部材(ホスト材・正孔輸送材)の開発と、それらのモバイル機器における実用化研究に注力します。これらの有機材料の創成と実用化研究の経験を活用することにより、光電変換素子である有機トランジスタ材料や機能性高分子など、新しい学術・産業分野を牽引する材料開発への展開を図ります。
 
   
研究テーマ・内容
(1) 有機EL用電子輸送材料の開発
(2) 新しい塗布型有機TFT材料の開発研究
(3) 色素増感型太陽電池を指向した新規D-π-A化合物の合成研究
(4) リチウムイオン電池に用いる含フッ素材料の開発
(5) 新しい有機半導体材料の合成 
 
研究トピックス
■ピラゾール系殺菌剤の鍵中間体の製造技術の開発
ミトコンドリア呼吸鎖電子伝達系複合体II阻害剤(殺菌剤)の鍵中間体である3-(フルオロアルキル)ピラゾール-4-カルボン酸エステルを、爆発性のない含水メチルヒドラジンを用い、高収率かつ高選択的に製造する技術です。
 
■■この度、平成27年度全国発明表彰(第2表彰区分)において、上記技術の「ピラゾールカルボン酸エステルの製造技術の発明」で、相原グループリーダーが、平井所長らとともに「21世紀発明奨励賞」を受賞しました。また、研究所を代表して宇田川理事長が「21世紀発明貢献賞」を受賞しました。
   
■新しい1,3,5-トリアジン系電子輸送材料の開発
IT産業が著しい成長を遂げる中、我々は、次世代のフラットパネルディスプレイとして注目されている有機EL素子に着目し、新材料の創製研究に取り組んでいます。これまでに有機EL素子の電子輸送層として用いることで、素子の低電圧駆動及び長寿命化を実現できるに成功した1,3,5-トリアジン誘導体JST-11214を見出しており、本材は既にELパネル用途に実用化されています。 
 

グループニュース

グループニュース
  2018-06-01
佐藤宏亮研究員がグループに加わりました。
  2018-05-01
齋藤仁志研究員がグループに加わりました。
  2018-04-01

早川直輝研究員がグループに加わりました。
北里大学4年生の宮川大輝君が卒業研究生としてグループに加わりました。
  2017-04-01

相原秀典グループリーダーが副所長に就任し、プロダクツ研究部門の統括責任者に就きました。
  2016-04-01

内田直樹出向研究員がグループに加わりました。
北里大学4年生の米山弘勝君が卒業研究生としてグループに加わりました。
  2016-01-01 和田和久研究員がグループに加わりました。
  2015-06-17


この度、相原、横田、山川、平井が発明した「ピラゾールカルボン酸エステルの製造技術の発明」が、平成27年度全国発明表彰(第2表彰区分)での「21世紀発明奨励賞」を受賞しました。
  2015-04-01




山縣拓也研究員がグループに加わりました。
東海大学工学部B4の向井順一君と廣島和棋君が卒業研究生としてグループに加わりました。
日本大学大学院修士課程M2の髙井晴佳さんは、引き続き、外研生として研究を継続しています。
  2014-10-01 菊地麻衣研究員がグループに加わりました。
  2014-07-22 相原グループリーダーが平成26年度第4回北里大学理学部セミナーにて講演を行いました。
  2014-04-01


東海大学4年生の山川ジョエル君が卒業研究生としてグループに加わりました。日本大学大学院修士1年の髙井晴佳さんは学部生から引き続き、外研生として研究を継続しております。
 

発表論文・著書

発表論文・著書
 
(1) New Organic Sensitizers with N-Substituted or Nonsubstituted Pyrrole Units for Dye-sensitized Solar Cells; Hara, M.; Kondo, D.; Shono, T.; Kunugi, Y.; Aihara, H. Chem. Lett. 2013, 42, 140.
(2) Diverse dimerization of molecular tweezers with a 2,4,6-triphenyl-1,3,5-triazine spacer in the solid state; Hisamatsu, Y.; Aihara, H. Chem. Commun. 2010, 46, 4902.
(3) High electron mobility layers of triazines for improving driving voltages, power conversion efficiencies, and operational stability of organic light-emitting diodes; Matsushima, T.; Takamori, M.; Miyashita, Y.; Honma, Y.; Tanaka, T.; Aihara, H.; Murata, H. Org. Electronics 2010, 11, 16.
(4) Synthesis and Electroluminescence of New Organic Emitters Based on a pi-Conjugated 1,3,5-Triazine Core; Aihara, H.; Tanaka, T.; Satou, M.; Yamakawa, T. Trans. Mater. Res. Soc. Jpn. 2010, 35, 675.
(5) Ambipolar Carrier Transport in Bis(triazinyl)arenes and Their Application in OLED; Aihara, H.; Yanai, N.; Yamakawa, T.; Tanaka, T.; Satou, M. Trans. Mater. Res. Soc. Jpn. 2006, 32, 333.
 

学会発表・講演

学会発表・講演
 
(31) 髙井晴佳、相原秀典:“ビス(1,3-ベンゾジオキソリル)アミンを電子ドナーとするD-π-A型色素の合成とその太陽電池特性”、第41回有機典型元素化学討論会、山口、2014年11月27日、o-110
(30) 髙井晴佳、相原秀典:“新規供与性基:ビス(1,3‐ベンゾジオキソリル)アミンの開発とそれを用いたD‐π‐A 型増感色素の合成”、第9回 相模ケイ素材料フォーラム、神奈川、2014年8月22日
(29) 相原秀典:“含窒素複素環化合物を基盤とする新しい有機電子材料の開発研究”、平成26年度第4回北里大学理学部セミナー、神奈川、2014年7月22日
(28) Shono, T.; Tashiro, Y.; Aihara, H.; Kunugi, Y., "Synthesis of Organic Dyes Having Pyrazinecarboxylic Acid as an Electron Accepter", Presented at the 93th Chemical Society of Japan Annual Meeting, Kanagawa, Mar. 27-30, 2014; 2PC-124.
(27) Aihara, H.; Ueda, S.; Izuta, Y.; Kunugi, Y., "New D-π-A Sensitizers with Fluorine-Containing Aromatics as Electron- Withdrawing Anchoring Groups for DSSCs", Presented at the 93th Chemical Society of Japan Annual Meeting, Kanagawa, Mar. 27-30, 2014; 2PC-123.
 

公開特許

公開特許
 
45.特開2018-095562:易溶性アジン化合物とその製造方法、及びそれを用いた有機電界発光素子
   相原秀典、荘野智宏、内田 直樹、野村桂甫、服部 一希
44.特開2018-030792:アミジンを用いるトリアジン化合物の製造方法
   相原秀典、山縣 拓也
43.特開2017-183543:酸化物膜を有する半導体電極とその製造方法、及び色素増感型太陽電池
   相原秀典、浅野祥生、森中裕太、木下智之、原靖
42.特開2017-160145:トリアリールトリアジン化合物の製造方法
   相原秀典、荘野智宏
41.特開2017-160144:4,6-ジクロロトリアジン化合物及びその製造方法
   相原秀典、荘野智宏
40.特開2017-160143:トリアジン化合物及びその製造方法
   相原秀典、荘野智宏
39.特開2017-160142:ピリミジン化合物及びその製造方法
   相原秀典、荘野智宏
38.特開2017-066069:ジチアゾロベンゾジチオフェン化合物、その製造方法及びトランジスタ素子
   相原秀典、菊地麻衣、蜂谷斉士、渡辺真人
37.特開2016-190826:ヘテロアセン誘導体、その製造方法、有機半導体層、及び有機薄膜トランジスタ
   上野航、蜂谷斉士、上田さおり、渡辺真人、相原秀典、菊地麻衣
36.特開2016-149413:色素増感材、その製造方法及び色素増感型太陽電池
   相原秀典
35.特開2016-149358:二次電池用電解液
   相原秀典、平山大輔、青木雅裕
34.特開2016-147949:ニトロフェノール化合物及びその製造方法
   相原秀典
33.特開2015-163597:トリアリールアミン化合物、その製造方法及び色素増感型太陽電池
 相原秀典
32.特開2015-140319:ピラジンカルボン酸化合物、その製造方法及び色素増感型太陽電池
 相原秀典、荘野智宏
31.特開2015-86202:カルバゾール化合物及びそれを添加したリチウムイオン電池用電解液
 相原秀典、平山大輔、青木雅裕
30.特開2015-86201:カルバゾール化合物及びそれを添加したリチウムイオン電池
 相原秀典、平山大輔、青木雅裕
29.特開2014-111548:含窒素縮環芳香族基を有する環状アジン化合物とその製造方法、及びそれらを構成成分とする有機電界発光素子
 相原秀典、岡 祐児、野村桂甫
28.特開2014-88338:ベンゾフルオレン化合物、半導体電極及び色素増感型太陽電池
 相原秀典、大野竜太
 

連絡先

連絡先
 

相原秀典
副所長
(公財)相模中央化学研究所 有機材料化学グループ(旧先端物質化学グループ)
〒252-1193 神奈川県綾瀬市早川2743-1
TEL: 0467-77-2379 (居室・実験室)
FAX: 0467-77-4113
E-Mail: aihara"at"sagami.or.jp("at"を@に置換して下さい。)
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Hidenori AIHARA,Ph.D.
Vice President

Organic Materials Chemistry Group

Sagami Chemical Research Institute
Hayakawa 2743-1, Ayase, Kanagawa 252-1193, JAPAN
Phone: +81-467-77-2379 (office & lab.)
Fax: +81-467-77-4113
E-Mail: aihara"at"sagami.or.jp (replace "at" with @)

 
公益財団法人
相模中央化学研究所
〒252-1193
神奈川県綾瀬市早川2743-1
TEL.0467-77-4112
FAX.0467-77-4113
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公益目的事業
1.研究に関する事業:学術や産業の進歩・発展に寄与するため、化学に関する基礎研究から産業界との共同研究まで、総合的な研究事業を展開します。
2.研究成果等を広く一般の利用に供する事業:本研究所で生まれた研究成果は逸早く特許出願、学会発表、学術論文投稿等を通じて社会に公開するとともに、 産業界の要望に応じて可能な範囲でライセンスいたします。
3.人材育成に関する事業:大学学部学生や大学院生を受け入れ、化学に関わる基礎から専門的な教育を実施します。
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<<公益財団法人相模中央化学研究所>> 〒252-1193 神奈川県綾瀬市早川2743-1 TEL:0467-77-4112 FAX:0467-77-4113